ロゴ

【書評】お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!②

Book(書評) Tax

今回は「何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!」の第2章の「誰も教えてくれない税金の話」について書評していきます。

こんにちは、こうた(@arakou05)です。

  • Twitterフォロワー「200人」
  • ブログ月間「約3,500PV」
  • クラウドワークスで月34万円稼ぎました

Webライター時代のこと語ってます >> 【経験談】新卒フリーランスは甘いのか?【2年間を振り返る】

①から読みたい方はこちらです。
>> お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!①

「誰も教えてくれない税金の話」というテーマにおける内容は以下の通りです。

  • まず知っておくべき4つの税金
  • 脱サラの落とし穴
  • 所得税ってどうやって決まるの?
  • 払いすぎた税金を取り戻すチャンスとは?
  • 所得税の最高税率を下げたのは、意外なあの方?


まず知っておくべき4つの税金


まず知っておくべき4つの税金は以下の通りです。1つずつ解説していきます。

  1. 所得税
  2. 住民税
  3. 事業税
  4. 消費税

所得税

所得税とは、1年間稼いだ所得にかかる税金のことです。税率は5〜45%です。

所得税を自分で計算して税務署に提出・納税するのが確定申告と言われています。

住民税

住民税は、自分が住んでいる都道府県&市町村に払う税金のことです。所得に対して税率は、原則一律10%です。

ちなみに、住民税は田舎の方が安くなるわけではありません。自分が稼いだ分から10%なので、住んでいる場所は関係ないのです。

住民税は、確定申告をすると市町村に所得の情報がいき、その額をもとに住民税が決まって通知がきます。

僕のところにも6月頭に通知が来ました、、。基本的に年間を通して4回払いですが、一括で払いました。スッキリ。

事業税

事業税は職種によって、払う人もいれば払わなくてもいい人もいます。職種によって0%〜5%違います。

ちなみに、利益が290万以下の人は免税対象です。

第1種事業(幅広いサービス業)5%

  • 販売業
  • 製造業
  • 運送業
  • 飲食店業
  • 広告業
  • 請負業

第2種事業 4%

  • 畜産業
  • 水産業
  • 薪炭製造業

第3種事業(医療系)3%or5%

  • 3%↓
  • マッサージ業装飾師業
  • 5%↓
  • 医業/歯科医業/薬剤師業
  • 弁護士業/司法書士業/行政書士業
  • 税理士業/公認会計士業/理容業/コンサルタント業/デザイン業

ライターは文筆業なので非課税で0%です。

基本的に開業届や確定申告の職業欄でチェックされて、あとは役所判断。同じ職業でも課税される時とされない時があります。

というのも、同じイラストレーターでも、画家ととらえる役所もあるからです。

また同じブロガーでもアフィリエイトで稼いでいると、広告業になります。文章を書くのは0%なのにアフィリエイトをしたら5%なんです。

でも実は、アフィリエイトの人が「文章を書いて生計を立てています」と説明すれば、非課税判断になるケースもあります。

というのも、役所の人にブログやアフィリエイトの細かい説明をしてもわからないからです。

消費税

消費税は、売上が1,000万超だとかかります。詳しくは第6章で紹介します。

4つの税金の違い

項目 税金の行き先 税率 税金計算 納付期限
所得税 5〜45% 自分で計算して税務署に確定申告 翌年3月15日
住民税 地方自治体 原則一律10% 確定申告をもとに、自治体が計算 翌年6/8/10月/翌々年1月(4回払い)
事業税 地方自治体 0〜5% 確定申告をもとに、自治体が計算 翌年8/11月(2回払い)
消費税 国/地方自治体 前々年の売上が1,000万を超えた場合 自分で計算して税務署に確定申告 翌年3月31日

脱サラの落とし穴


脱サラの落とし穴は、給料から天引きされていたのは「いつの分か?」です。

会社員の給与天引きのスケジュールは以下のようになります。

つまり、会社員時代にその月にその月の分を天引きされているのは所得税だけです。

退職したら、給与から天引きされるはずだった住民税は自分で払う必要があります。

翌年くるから忘れがちですが、前年の所得に対して税金がかかるので、稼ぎが多いほど、住民税は高額になります。貯金しておきましょう。

所得税ってどうやって決まるの?


まずはそもそも「所得」とは何か解説します。

例えば、僕の売上が300万円だとします。でも実際は、場所代やサーバー代、道具など買ったりして経費がかかる。

もし経費が100万円かかったら、300万円ー100万円=200万円

この200万円が実際の儲け。つまり、売上ー経費=所得!

ただこの200万円に税金がかかるわけではありません。そこから「控除」を引けます。

この控除は14種類もあります。ポイントは自分が該当する控除を知っていること。

一番大事なのは「基礎控除」で、誰でも48万円引けます。そのほかにも、社会保険料控除や配偶者控除、扶養控除などなど。

以下の画像の通り、税金にかかる部分は割と少額になります。

売上や所得ではなく控除まで引いた額に税金がかかるのです。これを「課税所得」とい言います。

ポイント

  • 売上ー経費ー控除=課税所得

以下の表は、課税所得とその税率を表した表です。

課税所得 195万円以下 195万超330万円以下 330万超695万円以下 695万超900万円以下 900万超1800万円以下 1800万超4000万以下 4000万超
税率 5% 10% 20% 23% 33% 40% 45%

例えば課税所得が「195万円」の場合

195万円×5%=9万7500円が所得税です。

196万円だったら、196万円×10%=19万6000円になるわけではありません。

そうならないために「累進課税制度」があります。

いきなり10%になるわけではなく、195万円を超えた分だけ10%になるのです。

課税所得196万円の正しい所得税

195万円×5%=9万7500円
1万円×10%=1000円

あわせて9万8500円です。

計算が面倒な人は、この所得税の速算表を参考にしてみてください。

課税所得 195万円以下 195万超330万円以下 330万超695万円以下 695万超900万円以下 900万超1800万円以下 1800万超4000万以下 4000万超
税率 5% 10% 20% 23% 33% 40% 45%
控除額 0円 97,500円 427,500円 636,000円 1,536,000円 2,796,000円 4,796,000円
所得税=課税所得×税率ー控除額

所得税控除一覧

払いすぎた税金を取り戻すチャンスとは?


フリーランスの方で10,000円の仕事を受けたのに、9,000円ちょいしか振り込まれていなかったことはありませんか?

これはおそらく「源泉徴収」によるものです。

源泉徴収とは、報酬が発生した時点で国が所得税を先取りする仕組みのことを指します。

というのも、個人の所得税を後払いにしたら国は3月しかお金が入ってこないので、資金繰りが大変になります。

そこで報酬を払い会社が、一部を天引きして国に先に納付することになっています。引かれるのは報酬の10.21%です。

でも、その払いすぎた税金が戻ってきます。それができるのが確定申告です。

ポイント

課税所得が0円なら確定申告しなくても問題ないですが、源泉徴収されているぶんを申告すれば、払いすぎていた税金が返ってくるかもです。

所得税の最高税率を下げたのは、意外なあの方?


所得税の歴史を知ると、現代に生まれてよかったと思うかもしれません。

2020年現在、所得税の最高税率は45%。住民税は10%で、合計55%。

一方で1974年当時の所得税の最高税率は75%、住民税の最高税率は18%で、合計93%!ヤバすぎですね笑

その後、税率は徐々に下がって行くわけですが、そのキーパーソンになった人は司会者・女優の黒柳徹子さんです。

85年には政府の税制調査の参考人として呼ばれています。

そこで、現在の収入の90%が税金であること、1時間のテレビ番組で何分か話したらあとは税金、原稿用紙400字詰めの2行書いたらあとの18行は全部税金、、と悲しげに主張したそうです。

税金が高すぎて勤労意欲を失うことも無きにしもあらずで最高所得税率を下げて欲しいと話していたのです。

この意見が影響したかは不明ですが、87年には所得税の最高税率が60%になりました。

第2章まとめ

第2章まとめ

  • まず押さえておくのは、所得税・住民税・事業税・消費税の4つ
  • 脱サラの場合は、会社員時代の給料に翌年住民税がかかるので注意!
  • 所得税は段階的に上がるので、急激に上がる心配はなし
  • 自分が使える控除を、知っておくことが大事(基礎控除の48万円は全員!)

ぶっちゃけポイント

  • 事業税の表に入っていない職業は、説明次第では非課税にできるかも
  • 企業からの支払いは源泉徴収で約10%引かれているが、確定申告すれば戻ってくるかも


次回の記事はこちらです。
>> お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!③

もう紙の本を手放そう

以下では、「Kindle Unlimited」と「Audible」を紹介します。

ぜひ本記事で紹介したフリーランス税本を電子書籍で読んでみてください!

Amazon読み放題サービス『Kindle Unlimited』


Kindle Unlimitedは、「お得に本を読みまくりたい人」に必要なサービスです。

紙の本を絶対に読むなとは言っていません。

でも通勤時間にわざわざ本を持ち歩いて、電車の中や車の中で読めるのかっていう話です。

スマホの方が圧倒的に手軽に読めますよね。そこでオススメしたいのがこの「Kindle Unlimited」。

  • 30日無料体験できる上に、月額980円なので簡単に元が取れる
  • ベストセラーなど、対象商品が割と豊富
  • 普段読まないジャンルの本にも手を出せる
  • スマホやタブレットで読めるので移動中読むのに向いている

Amazonのオーディオブックサービスの『Audible(オーディブル)』


Audible(オーディブル)は、「活字が苦手な人や移動中に知識をインプットしたい人」に必須なサービスです。

特に、車で通勤している人にオススメなのが『Audible(オーディブル)』。

耳で読書するので運転中でも知識をインプットできます。この機会にぜひ試してみてはいかがでしょうか?

  • 月額1,500円で楽しめる
  • 返品で何冊かの本を聴ける
  • 30%オフで購入することができる
  • 音読の速度を変えることができる