【書評】小さなことに左右されない「本当の自信」を手に入れる9つのステップ①
こんにちは、こうた(@arakou05)です。
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Webライター時代のこと語ってます >> 【経験談】新卒フリーランスは甘いのか?【2年間を振り返る】
①から読みたい方はこちらです。
>> 小さなことに左右されない「本当の自信」を手に入れる9つのステップ①
「心の奥の自信のなさに気づく」というテーマにおける内容は以下の通りです。
- なぜ、他人にふりまわされてしまうのか?
- 「自信がある」ってどういうこと?
- 「いい人」にひそむ「自信のなさ」
- 「外見」ばかり気になってしまう
- 「勝ち負け」にこだわる人は、自信がない
- 他人と深い関係が築けない理由
- 「自分のケア」をしていますか?
- 「できる」から生まれた「自信」はもろい
- 「成果」を上げない自分が許せない
- 「成果」による「自信」は不安定
- 「DOの自信」「BEの自信」とは何か
僕が気になった目次について紹介していきます。
この記事の目次
「自信がある」ってどういうこと?
突然ですが、「自信がありそう」と思うのは、どんな人に対してでしょうか?
「自信」という言葉はいろいろな意味で使われます。
「彼は自信がある」「私が自信がない」というと、
しかし、実は「自信がある」と「自信がない」は、反対の意味で使われていないことが多いのです。下記で説明していきます。
「自信がある」とは
まず、「自信がある」という状態について解説します。
「自信がある」と言う人の多くが、主に「成果」に注目しています。たとえば以下のようなことです。
- 「英語には自信がある」
- 「◯◯を売り上げる自信がある」
- 「来月までに××を達成する自信がある」
- 「顧客の信頼を得る自信がある」
こういう文脈での「自信」は、
あるいは、「自分は何をやっても、そこそこの成果を上げることができる」というふうに、「特定の成果」に限らなくても、「何かしらの成果」を上げられることに、「自信」を持っている人もいるでしょう。
「自信がない」とは
次に「自信がない」場合を見ていきます。
もちろん、以下のような特定のことについて「成果を上げられるかどうか」のレベルで「自信のなさ」を語る人もいます。
- 「ちゃんとプレゼンできる自信がない」
- 「説得する自信がない」
漠然とした「自信のなさ」とは、
- 「自分はこのままでいいのだろうか」
- 「自分に何かが足りないのではないだろうか」
- 「もっとがんばらないと、ダメな人間だと思われてしまうのではないか」
このようにぼんやりとした、より本質的な不安です。
いわば、「人間として自分の価値が低い」ように感じているのです。
「人間として自分の価値が低い」と感じていれば、もちろん「自分には成果を上げることなどできない」と考えるでしょうし、たとえ成果が上がってもいても、それを軽視しがちになります。
こうした「自分は価値が低い」という感じ方は、以下のようなことと同じ状態です。
- 「自己肯定感が低い」
- 「自尊心が低い」
「外見」ばかり気になってしまう
「自信がない人」は、「人目を非常に気にする」場合が多いでしょう。
その結果、自分の「外見」を整えることにとりつかれてしまう人もいます。
- ダイエット
- ファッション
- 学歴
- 仕事
- 資格
- インテリア
- 人脈の豊富さ
他人に評価されるために整えるものすべて、「外見」と言えるでしょう。
たしかに「外見」を磨くことで、「ダイエットしてきれいになったね」などと、他人に認められる瞬間はあるかもしれません。
しかし、すぐに以下のようなことを思うことになります。
- 「ここで手を抜いたらダメだ」
- 「維持しなければ」
- 「素敵な人が現れて、比べられたらどうしよう」
頑張れば頑張るほど、「もっと、もっと」と求めてしまうのです。
「できる」から生まれた「自信」はもろい
実は、「成果」を上げることで「自信」をつけていこうとすると、むしろ自信を損ねてしまう可能性があります。
それは、なぜでしょうか?
- 「◯◯には自信があったのに、その失敗を機に自信をすっかり失ってしまった」
- 「前の職場では××において常にトップだったのに、新たな職場ではそういうことをさせてもらえず、自信を失ってしまった」
このように、できるはずだと思っていたことができないと、「できる」ということを基盤に置いた「自信」はカンタンに失われてしまうのです。
「DOの自信」「BEの自信」とは何か
ここまで紹介してきた「成果」による「自信」は、「DOの自信」と呼ぶことができます。
というのも、何かを「する」ことで「成果」が上がり、「評価」を得ることによって感じれられるものだからです。
一方、こうした「できる」ことに基づくものではなく、自分の内的な「あり方」についての自信もあります。
自分の内的な「あり方」についての自信は、「BEの自信」と呼ぶことができます。
たとえば、以下のものは内的な「あり方」です。
- 「今に集中する」
- 「現実を否認せずにありのままを受け入れる」
ちなみに、上記の内容は「自信」とイコールではなく、「成果」にすぎません。
では「BEの自信」とは何なのでしょうか?
つまり、実際に「今に集中する」「現実を否認せずにありのままを受け入れる」という成果とは関係なく、
次回の記事では、「BEの自信」について深掘りしていきます。
次回の記事はこちらです。
>> 小さなことに左右されない「本当の自信」を手に入れる9つのステップ②