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【書評】ゼロ/堀江貴文②【働きなさい、と母は言った】

Book(書評)

今回は、『ゼロ/なにもない自分に小さなイチを足していく』の第1章の「働きなさい、と母は言った」について紹介していきます。この本は、ホリエモンが刑務所から出所してから書いた著書です。ホリエモンも小さいころは上手くいかないことがあった。

こんにちは、こうた(@arakou05)です。

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Webライター時代のこと語ってます >> 【経験談】新卒フリーランスは甘いのか?【2年間を振り返る】

①から読みたい方はこちらです。
>> 【書評】ゼロ/堀江貴文①【それでも僕は働きたい】

「働きなさい、と母は言った」というテーマにおける内容は以下の通りです。

  • 父と母のいない環境
  • 胸元に包丁を突きつきられた日
  • たった一度の家族旅行
  • 情報は自らつかみ取るもの
  • 「あなたの居場所はここじゃない」
  • 刺激と仲間を求めて
  • コンピュータとの運命的な出会い
  • 働くことの意味を実感した日
  • 気づいたときには落ちこぼれ
  • ここから抜け出すには東大しかない
  • 勉強とは大人を説得するツールだ

僕が気になった目次について紹介していきます。

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情報は自らつかみ取るもの


ホリエモンの両親は、二人とも平凡な高校卒業した、ごくごく一般的な人たちです。サラリーマンとしての父は支店勤務の課長止まり。

でもどうしてそんな両親から、彼のような人間が生まれたのでしょうか?

堀江家は、文化や教養といった言葉とは無縁の家庭で、本棚すらなかったのです。唯一読みごたえのある本といえば、「百科事典」だったそう。

当時は百科事典の訪問販売が盛んで、日本中の家庭に読まれもしない百科事典が揃えられていました。

そこで彼は小学校時代、ひたすら百科事典を読みふけったのです。

事典として、気になる項目を拾い読みしていくのではなく、第1巻、つまり「あ行」の1ページ目から、最終巻「わ行」の巻末まで、ひとつの読み物として通読していました。

  • リニアモーターカー
  • コンピュータ
  • アポロ宇宙船や銀貨系
  • 星の名前や国の名前
  • 遠い国の国王

すべて「百科事典」で覚えたのです。ページをめくるたびに新たな発見があり、知的好奇心が刺激されていきました。

インターネットもスマホもない時代、彼にとっての「百科事典」は社会に開かれた唯一の扉だったのです。

なぜ、小学校の図書館においてあるような「児童文学」が苦手だったのでしょうか?

当時の彼が求めていたのが、よくできた「お話」ではなく、網羅的な「情報」だったから。

「あなたの居場所はここじゃない」


ホリエモンは百科事典のおかげかは分からないが、小学校時代の勉強はダントツでした。

みんなが「わからない」と言っている、その理由がわからないほど。

ただ、勉強できても褒められるわけでもなく、学校では問題ばかりおこしていて、言葉にはできない疎外感を受けていたそうです。

そんな彼に、はじめての理解者が現れます。

小学3年生の担任だった、星野美千代先生。この先生は、彼の「生意気なところ・面倒くさいところ・不器用なところ」をすべておもしろがってくれたから。

  • 百科事典を読んでいること
  • 祖母が唱えていたお経をいつの間にか暗記してしまったこと

このようなことを全部を褒めてくれたのです。

そして何より、先生が他の大人の違ったのは、「みんなに合わせなさい」と言わなかったこと。むしろ、合わせずに「その個性をもっと伸ばしなさい」と教えてくれたのです。

3年生の終わりごろ、先生は彼をつかまえてこんな話をしました。

「堀江くん、あなたはここにいたらもったない。八女から出ないと、ずっとこのままよ。久留米に『全教研』という進学塾があるから、そこに行きなさい。そうすれば、あなたみたいな友達が何人もいるはずだから」

先生は、このまま八女の公立中学に進むのではなく、久留米にある中高一貫の私立校、久留米大学附設中学校に行きなさい。あなたの居場所はそこにあるのだから、と。

そして今の自分があるのは、「間違いなく星野先生のおかげ」だと言ってます。

働くことの意味を実感した日


ホリエモンはお小遣い、お年玉さえも貰えていなかったものの、アルバイトで稼いだお金は、好きにしてもいいと言われていたらしい。

それでは、どうして両親はアルバイトを推奨していたのだろうか?

おそらく両親は勉強よりもずっと大切な、「働くこと」の価値を教えたかったのだと思う。

勉強もできて、口だけは達者だったホリエモンに、仕事を通じて社会の厳しさやお金の大切さを知ってほしかったのでしょう。

ただ、新聞配達は苦痛そのもので、お金をもらっても少しも嬉しくなかったらしいのです。でもそこに、パソコンの仕事が舞い込んできます。(当時14歳の中学生)

パソコンを使った英語スクールに入っている日立のパソコンを、NECの新しいパソコンに入れ替える際に、教材システムを移植してほしいという、仕事。

それなりに大掛かりな、本来なら業者に委託するほどのシステム移植にもかかわらず、「できます!」の即答

やったこともなく、できるかどうかわからないものの、大きなチャンスだと直感的に察知したのです。

そこからおよそ1ヶ月、試行錯誤を繰り返しつつも無我夢中でプログラミングしていきました。

こんな14歳がいるんですね。それは大物になりますわ、と思いました笑。

その経験で何よりも大きかったのは、

  1. 自分の能力を生かし、
  2. 自分が大好きなプログラミングを通じて誰かを助け、
  3. しかも報酬まで得ることができた、という事実

そうか、働くってこういうことなんだ」と感激したのです。

この仕事をやり遂げたときの達成感、誇らしさ、そして報酬を受け取ったときの感慨は、とても勉強や新聞配達では味わえない種類のもの。

僕の場合、ブログで報酬をゲットできたときに、そのような達成感・誇らしさ・感慨を味わえるのかと思うと、がんばり続けようと思えます!

気づいたときには落ちこぼれ


ただ、プログラミングばっかりやっていたせいで、成績はみるみる落ちていきました

するとある日、パソコンを捨てられたのです。でも、せっかく入学させてもらった学校の中で、完全に落ちこぼれになっていたことは、疑いのない事実でした。

そこでホリエモンは、東大しかないと決心するのです。ただ、高校3年の春に受けた東大模試で、当選のことながら「F判定」でした。

でも中途半端な東京の大学に行っても、「九大に行け」と言われるのがオチだし、早稲田や慶応、一橋に行ったとしても九大のほうが偉いと思っている、それが九州人のメンタリティというもの。

そうやって考えていくと、「ここ」から脱出するためには圧倒的な説得材料が必要でした。どんな強情な人間でも認めざるを得ない、最大級の結果が必要だったのです。

そこで東大にいくと決めたのです。

この本を読んで、ホリエモンの歩んできた人生を見ることができましたが、まったく平坦な道ではなく、山あり谷ありの壮絶な人生であることが分かりました。

それにしても、学生までの経験値が高すぎます、、。

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>> 【書評】ゼロ/堀江貴文③【仕事を選び、自分を選ぶ】