【書評】ゼロ/堀江貴文⑤【自立の先にあるつながり】
こんにちは、こうた(@arakou05)です。
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Webライター時代のこと語ってます >> 【経験談】新卒フリーランスは甘いのか?【2年間を振り返る】
①から読みたい方はこちらです。
>> 【書評】ゼロ/堀江貴文①【それでも僕は働きたい】
「自立の先にあるつながり」というテーマにおける内容は以下の通りです。
- 苦しいときこそシンプルに考える
- あなたはほんとうに「自立」できているか
- 父から届いた一枚の手紙
- 孤独と向き合う強さを持とう
- 仲間の意味を教えてくれた社員たち
- ゼロを貫く「諸行無常」の法則
- 成長のサイクルに突入しよう
- 僕は世の中の「空気」を変えていきたい
僕が気になった目次について紹介していきます。
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あなたはほんとうに「自立」できているか
大学受験や起業のときも、ホリエモンは「自分の頭で考える」という習慣を大切にしていました。
たとえば、国内温泉旅行に泊まったとします。すると翌朝の朝食は、ほぼ間違いなくご飯と納豆、焼き魚、味噌汁、それから海苔と生卵です。
この組み合わせにして、
- 「いやあ、旅館の朝食といえばこれだよね」とそのまま受け入れるのか
- 「なんでどこの旅館も同じメニューなんだ?」と疑問を抱くのか
自分の頭で考えることは、こんな些細なところから始まっていきます。
どうして朝から炒め物を食べないのか、うどんやそばではダメなのか。案外カレーもいけるんじゃないか。
このように世間の常識をもっと疑ってみてください。そうすれば世の中で常識とされているのものの大半が、合理性を欠いたものであることに気づくでしょう。
ただし、こうやって常識を疑い、自分の頭で物事を考えていくためには、ひとつ乗り越えておかなければならない条件があります。
自立です。特に、親元を離れることです。
- 精神的に親から自立して、
- 物理的に親から自立して、
- 経済的にも親から自立する
この一歩を踏み出したとき、人はようやく「自分の頭」で物事を考えられるようになるのです。
たとえば、あなたが転職するときや引越しを考えるとき、「きっとお父さんは反対するだろうな」とか「お母さんは心配するかもな」といった思いがよぎるとしたら、それはまだ「子ども」の意識が抜けず、自立しきっていない証拠でしょう。
僕自身まだ、親に頼っているのは事実です。
でも、何も実績がない状態で普通に働いてひとり暮らしをしても、僕のキャパでは将来資産になるような、仕事(副業など)に時間を割けないと思っています。
どれだけ周りに言われようと、両親に理解してもらった上で実家にいるので、何の問題はないと思う。
そんな将来の活躍に投資してくれた両親のためにも、毎日少しずつ積み上げて必ず本当の意味で自立してみせます。しかも「本当に自分のやりたいこと」で。
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>> 【書評】世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方【マジメに自己理解したら見つかった】
【書評】世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方【マジメに自己理解したら見つかった】
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方の購入を考えている人「今まで散々考えたり行動してきたけど本当にやりたいことなんて見つかるの…。本読んでも自己啓発みたいに結局『行動せよ』ってことなんじゃないの…。」←このような不満を抱える人に参考になる記事です。
ゼロを貫く「諸行無常」の法則
ホリエモンは、ライブドアという会社を失っても「未練」は全くないそうです。というのも、すでに前を向いているから、です。
ときおり、「堀江さんの座右の銘はなんですか?」と聞かれるときに。こう答えています。
「諸行無常、ですよ」と。
これは座右の銘でも仏教的な心構えでもなく、世の中の心理です。
諸行無常の原則は、組織やビジネス、さらには人間関係にも当てはまります。
- 組織は動き、ビシネスは変化する
- 大小さまざまな出会いと別れが、人間関係を更新していく
現状維持などありえないのです。僕たちは変わり、変らざるを得ないのです。なにを得ようと、なにを失おうと、未練など生まれるはずもありません。
成長のサイクルに突入しよう
ホリエモンはこれまで多くの自己啓発本を書いてきましたが、ほとんど「努力」というコトバを使っていません。
わざわざ「みんな努力しようよ」なんて野暮ったいことを訴える必要もなく、ただ「成果を出そう」と呼びかければ良いのです。
人が前に進もうとするとき、大きく3つのステップを踏むことになります。
- 「挑戦」→リスクを選び、最初の一歩を踏み出す勇気
- 「努力」→ゼロからイチへの地道な足し算
- 「成功」→足し算の完了
このステップを着実に踏むことで、小さな成功体験が得られます。そして小さな成功体験を積み重ねていった先に、成長があります。
挑戦と成功の間をつなぐ架け橋は、努力しかありません。その作業に没頭し、ハマっていくしかないのです。
次回の記事はこちらです。
>> 【書評】ゼロ/堀江貴文⑥【僕が働くほんとうの理由】
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