【年収や税金は?】フリーランスとサラリーマンの違いを比較してみた

働き方に迷ってる人「フリーランスの働き方が気になるけど不安定で怖い…。サラリーマンからフリーランスになると何が変わるの、、?」
↑このような悩みを抱える人に参考になる記事です。
こんにちは、こうた(@arakou05)です。
- Twitterフォロワー「200人」
- ブログ月間「約3,500PV」
- クラウドワークスで月34万円稼ぎました
Webライター時代のこと語ってます >> 【経験談】新卒フリーランスは甘いのか?【2年間を振り返る】
そこでフリーランスとサラリーマンの違いをお金の面から解説していきます。
この記事の目次
フリーランスとサラリーマンの年収の違いを比較
まずは年収の観点から、フリーランスとサラリーマンの違いを見ていきます。
フリーランスの平均年収はそこまで高くない
フリーランスの平均年収は186万円(副業も含む)です。一方でサラリーマンの平均年収は408万円です。
フリーランスとサラリーマンの年収を比較すると、圧倒的にサラリーマンの方が平均値は高くなります。副業も含めているものの、フリーランスには保険やボーナスなどがないので金銭的には劣ります。
フリーランスの種類別平均年収
- 副業系ワーカー:平均74万円
- 複業系ワーカー:平均154万円
- 自由業系ワーカー:平均157万円
- 自営業系オーナー:平均356万円
(引用:フリーランス実態調査2018)
サラリーマンの世代別平均年収(2019年)
- 20代:平均346万円
- 30代:平均452万円
- 40代:平均528万円
- 50代:平均645万円
(引用:大手転職サイトのdoda)
フリーランスにはない有給や残業代、ボーナスは羨ましい
フリーランスには有給休暇もありませんし、ボーナスもありません。以下は、サラリーマンのボーナスのデータです。
- 夏季ボーナスの平均支給額:38万1,520円
- 冬季ボーナスの平均支給額:38万654円
フリーランスの場合、有給・残業代・ボーナスがない代わりに収入の上限がありません。ただ、稼げていなければ厳しいです。
結局お金では比較できない
金銭面ではサラリーマンの方が優位に見えますが、生活のためだけに仕事をしていたり、やりたくないことを我慢していたりすると一概には優位とは言えないかもです。
コロナの影響でサラリーマンの方でも、給料が減った人もいるでしょう。もう安定しているとは言えません。給料が保証されている公務員でも、業務に負担がかかる場合もあります。
フリーランスとサラリーマンの税金の違いを比較
サラリーマンの方は税金が天引きされるのでよく分からないと思いますが、フリーランスの方は要注意です。
以下では年収300万円(扶養家族なし30歳、会社員とフリーランス(長野県長野市在住))の場合で比較していきます。
年収300万円のサラリーマンの場合
年収300万円のサラリーマンが支払う税金は以下の通り、58.8万円です。手取りは約240万円になります。
- 課税所得:300万円(給与年収)-38万円(基礎控除)-108万円(給与所得控除)-42万円(社会保険料控除)=112万円
- 所得税:112万円(課税所得)×5%=5.6万円
- 住民税:112万円(課税所得)×10%=11.2万円
- 社会保険料:42万円
年収300万円のフリーランスの場合
年収300万円のフリーランスが支払う税金は以下の通り、50万5820円です。手取りでは、サラリーマンより約8万円多くなります。
- 課税所得:3年収300万円 ー(50万円+38万円+65万円+19万6920円+8.5万円)=118万8080円
- 所得税:118万8080円(課税所得)×5%=5万9404円
- 住民税:118万8080円(課税所得)×10%=11万8808円
- 健康保険:118万8080円(課税所得)×11%=13万688円
- 年金:19万6920円
なぜ、サラリーマンより税金が安くなるのかというと、「経費」を控除として反映させられるからです。経費が多いほど節税できます。
税金の計算は、以下の経費や控除を採用しています
- 経費:50万円(仮)
- 基礎控除:38万円
- 青色申告:65万円
- 年金控除:19万6920円
- 健康保険控除:8.5万円
サラリーマンが副業する時に注意しておきたいこと
サラリーマンが副業する時の注意点を3つ紹介します。
会社の就業規則
会社には会社が独自に所有している知的財産権や、従業員の健康を守る義務があるので、会社が副業を禁止している可能性もあります。
副業収入を確定申告する際に、会社にバレてしまう可能性があるので注意しましょう。
フリーランス収入の確定申告について
フリーランスでの売上が、かかった経費より高い場合には確定申告しなければなりません。会社にバレる可能性があるので注意してください。
ただ、バレずに確定申告する方法もあるので今後の記事で詳しく解説します。
税金について詳しく記載されている本を記事にまとめました。
>> お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!①
仕事の見つけ方
手っ取り早くフリーランスとして稼ぐ方法として、クラウドソーシングサイトを利用する方法があります。詳しくは以下の記事で解説しているので、参考にしてみてください。
>> 【2020年版】クラウドソーシングおすすめサイト5選【口コミあり】
【2020年版】クラウドソーシングおすすめサイト5選【口コミあり】
クラウドソーシングサイトを検討してる人「クラウドソーシングサイトって色々あるけど結局どのサイトがいいの?実際に稼ぎやすいサイトってなんだろう…。口コミとかも気になるなぁ、、。」←このような悩みを抱える人に参考になる記事です。
サラリーマンからフリーランスになるには?
サラリーマンからフリーランスになる前の準備について解説します。
フリーランスになる前にクレジットカードを作る
ほとんどの社会人が持っていると思いますが、持ってない人は作っておきましょう。というのも、フリーランスは社会的信用がないので、クレジットの申請さえも通らない可能性があります。
僕は学生の時に作っておいたのでセーフ。学生より信用がないフリーランスって、、。
フリーランスになる前に不動産契約しておく
不動産などの賃貸契約についてもクレジットカードと同様にサラリーマンの社会的信用がなければ、借りることができません。(100%不可能というわけではありません)
開業届と青色申告承認申請書の手続きを行う
次に下記の順番で手続きを進めていきましょう。詳しくは今後の記事で解説します。
- 個人事業の開業届の提出
- 所得税の青色申告承認申請書の提出
- 国民健康保険、国民年金への切り替え
ポートフォリオとしてWebメディアを立ち上げる
最後にブログなどのメディアを開設しておきましょう。絶対ではありませんが、Web系のフリーランスで稼ごうと思っている人は開設しておいた方がいいかもしれません。
サラリーマン時代の経験をブログを通してアウトプットするだけでも、大きな実績になります。仕事を探す時に、自己PRとして活用できますしブログアフィリエイトなどでお小遣い稼ぎも可能です。