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【書評】相手を洗脳する文章テクニック⑥-3【ネステッドループというすごい方法】

Book(書評) Writing

本記事では、話題を入れ子状態にして文章をつくっていく方法を紹介します。その名称は「ネステッドループ」と呼ばれるテクニックですが、聞いたことがない人の方が多いのではないでしょうか?詳しく解説していきます。

こんにちは、こうた(@arakou05)です。

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Webライター時代のこと語ってます >> 【経験談】新卒フリーランスは甘いのか?【2年間を振り返る】

①から読みたい方はこちら

「人を動かす物語のパワー」というテーマにおける内容は以下の通りです。

  • 「鎖につながれた象」の物語
  • 物語が人を動かす理由
  • 【物語を書くポイント⑴】ディテールにこだわって描写する
  • 【物語を書くポイント⑵】最も注目を集めるのは「人の言葉」
  • 【物語を書くポイント⑶】VAKで意識を内面に向かわせる・VAKをふんだんに使った例文・感覚を移動させると「暗示」にかかりやすい
  • 話を「入れ子」にする
  • ネステッドループの展開例
  • ネステッドループはさりげなく

この本は、会話によるコミュニケーションでも重宝します。おしゃべりに自信があるという人も、そうではないという人も、ぜひタップしてみてください


話を「入れ子」にする


話を「入れ子」にするとは、AとBという物語を互い違いに交差させてしまうものです。

アメリカで、ある有名なコメディアンがいました。

そのコメディアンは、ただ単に話がうまいだけではなく、話し方にとても特徴がありました。

何かというと、ある話を途中まで話し、観客が惹きつけられてもっと続きを聞きたいと思ってきたところで一時中断し、新しい話題に変えていたのです。

その結果、観客は「なんとなくまとまりのない話」という印象を受けながらも、不思議なことに、最後まで彼の話に惹きつけられてしまい、結果として満足して帰るのでした。

さて、ここで重要なことは、コメディアンの話し方のスタイルです。

彼はある話をはじめて、その話を完結させる前に次の話をはじめていました。なので観客としては、「最初の話の結論がどうなるのだろう?」という気持ちを抱きながら、次の話を聞くことになります。

そして、その話もまた完結しないままに、次の話がはじまります。

この段階で、観客はすでに複数の話の結末が気になったままという心理状態になります。

観客は、すべての話について同時に意識してはいないかもしれませんが、少なくとも潜在意識は強烈に結末を探しているのです。

すでに紹介したように、潜在意識は空白を嫌います。そのため、聞き入っていた話が途中で終わると、その話の続きを補完しようとし続けるのです。

なので、別の話題に変わっても、熱心に彼の話に耳を立て続けます。

この方法は、文章を書くうえでもとても有効です。

物語を入れ子にしながら話を展開する。これが「ネステッドループ」と呼ばれるテクニックです。

ネステッドループの展開例


それでは、ネステッドループの展開例を紹介していきます。

たとえば、次のような物語の展開となります。

  1. 物語Aを開始する
  2. 物語Bを開始する
  3. 物語Cを開始する
  4. 物語Cを完結する
  5. 物語Bを完結する
  6. 物語Aを完結する

それはあたかも、テレビのクイズ番組で正解が発表される前にコマーシャルに入るときのようです。

ネステッドループはさりげなく


なぜ、ネステッドループが有効なのかというと、物語を語るうえでは、何より読み手に興味を持ってもらうことが必須だからです。

しかし、話題を変えることで1つ注意点があります。

会話の場合はあからさまに話題を変えても気づかれませんが、文章の場合はあからさまに変えてしまうと、読み手が前の文章を読み返して、話が途中で変わっていることに気づいてしまいます。

なので、文章に使われているテクニックは、あくまでもさりげなく使う
これが重要です。

次回の記事では、番外編として「自分を成長させる気づき」の技術について紹介していきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。でもまだ本を買わないでください。このシリーズの記事を最後まで読んでから決めてください。