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【書評】相手を洗脳する文章テクニック⑦-1【思い込みや先入観を解放する】

Book Writing

実はすべての人は、ある意味ですでに洗脳されています。それは、人は何らかの体験を認識するとき、それを歪曲したり一般化したりして理解せざる得ないからです。では、どうやって思い込みや先入観をなくすのか?本記事で見ていきましょう。

こんにちは、こうた(@arakou05)です。

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Webライター時代のこと語ってます >> 【経験談】新卒フリーランスは甘いのか?【2年間を振り返る】

①から読みたい方はこちら

「自分を成長させる気づきの技術」というテーマにおける内容は以下の通りです。

  • 人間は体験したことをありのままに見ていない
  • 「思い込み」や「先入観」がつくられるしくみ
  • 洗脳された自分を解き放つ方法
  • 最初のステップ
  • 洗脳を解く質問法「メタモデル」
  • 情報が「省略」されるとき
  • 情報が「省略」されるパターン
  • 情報が「歪曲」されるとき
  • 情報が「歪曲」されるパターン
  • 情報が「一般化」されるとき
  • 情報が「一般化」されるパターン
  • 他人に使うときは要注意
  • 催眠をかけることと解くこと

この本は、会話によるコミュニケーションでも重宝します。おしゃべりに自信があるという人も、そうではないという人も、ぜひタップしてみてください


人間は体験したことをありのままに見ていない


突然ですが、今現在、あなたは洗脳されていませんか?
何からも干渉されずに、真実を真実として理解できると確信できていますか?

実は、すべての人は、ある意味ですでに洗脳されています。

それは、人は何らかの体験を認識するとき、それを歪曲したり一般化したりして理解せざる得ないからです。つまり、体験した本人でさえも、理解している内容は自分自身の解釈に過ぎないのです。

たとえば、次のようなことを真実であると考えている人がいると思います。

  • 「お金を稼ぐのはたいへんだ」
  • 「投資は危ない」
  • 「ブログはオワコンだ」
  • 「成功できるのは一握りの天才だけだ」

これらは根拠を示していませんし、たとえ示したとしても、絶対の真実とは言いきれません。なぜなら、ほとんど労力をかけずに楽々とお金を稼ぐ人も、危険を伴わずに投資をしている人も実在するからです。

したがって、これらは真実ではなく個人の解釈で、その人の「思い込み」や「先入観」に過ぎません。

また、世の中で「常識」といわれている概念や、広告やテレビ、マスメディアなど、意図のあるさまざまなメッセージも、多くの人を洗脳された状態へと導きます。

要するに、自分自身の体験からつくられる「思い込み」や「先入観」、そして、外部から送られるメッセージなどによって、あなたは、世の中の真実とはかけ離れた世界観を築き上げているということです。

「思い込み」や「先入観」がつくられるしくみ


「思い込み」や「先入観」がつくられる理由は、人間が外部からの情報を理解しようとするときのしくみにあります

人の記憶は「省略・歪曲・一般化」と呼ばれる3つの作用によって、情報を省略したり、ゆがんで理解したり、また一般化したりします。

つまり、人が以下のように思っている情報は、実は事実そのものとは限らないのです。

  • 「そうだ」
  • 「その通りだ」
  • 「当たり前だ」

日本がバブル経済にわいていたころ、不動産価値が下落するということや、会社が不渡りを出すということを公言する人はほとんど皆無でした。

経済のしくみを考えれば、その可能性は存在していたにもかかわらず、マイナスに転じる危険性は思考から抜け落ち(省略)、経済成長は止まらないと思い込み(歪曲)、「不動産は絶対安全」と根拠なく投資し続けたのでした(一般化)

そのため、当時のほとんどの人は、バブルが崩壊するなどとは夢にも思わなかったのでした。

これが、人が洗脳されてしまうしくみ、つまり「思い込み」や「先入観」などがつくられるしくみなのです。

最初のステップ


そこで、どうすれば「思い込み」や「先入観」を解くことができるのでしょうか?
それはまず、自分の記憶の不完全さを自覚することが必要です。

というのも、僕たちの理解は不完全だからです。

洗脳を解く質問法「メタモデル」


それでは、実際に「思い込み」や「先入観」から解放できる方法を紹介していきましょう。

それには、「メタモデル」を理解することが近い道です。

「メタモデル」とは、省略や歪曲、一般化などが起こりやすい人間の記憶モデルと、抜け落ちた情報を復元化するための質問法を体系化したものになります。

たとえば、

ある思い込みに対して「本当に?」「なんで?」「どうして?」と、それぞれの思い込みに対して的確で、客観的な質問を投げかけることで、情報を復元し、相手の行動の「制限」を生み出している情報のあいまいさをなくすのです。

これらの質問は、今まで説明してきた「催眠暗示の逆」でもあります。

  • 催眠暗示▶︎情報のあいまいさを利用し、ほどよく拡大させるもの
  • メタモデル▶︎情報のあいまいさを制限し、極小化させようとするアプローチ

次回の記事では、パターン別に効果的なアプローチ法を紹介していきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。次回の記事で本書の書評を終わります。ここまで全部読んでくれた人には、ぜひ本書を手にとってほしいです。