【書評】相手を洗脳する文章テクニック②【文章で相手の心を開く方法】
こんにちは、こうた(@arakou05)です。
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Webライター時代のこと語ってます >> 【経験談】新卒フリーランスは甘いのか?【2年間を振り返る】
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Webライティングやアフィリエイトをはじめとした、文章で稼ぐ力、いわゆる「セールスライティング」が様々なビジネスをやる上で大変役にたつと、あのマナブさんも言っていました。
「文章で相手の心を開く方法」というテーマにおける内容は以下の通りです。
- 人は納得しないと行動しない
- 同じ言葉でも相手によって反応がちがう
- あらゆる人の心を開く「魔法の鍵」
- 「自分と似ているかどうか」が重要である理由
- ラポールを築く3つの原理
この本は、会話によるコミュニケーションでも重宝します。おしゃべりに自信があるという人も、そうではないという人も、ぜひタップしてみてくださいね
人は納得しないと行動しない
相手を動かすのには、まず相手の信頼を獲得することが必要不可欠です。
とくに、相手に何かの行動を起こしてもらいたいとき、まず、あなたのことを信頼してもらわなければなりません。
また、たとえ「説得」できたとしても、「納得」してもらわなければ、実際の「行動」にまでは至りません。
皆さん少し思い出してみてください。
過去、誰かに説得されて、
- 「これは理屈で考えても正しいことだから、やってみよう」と思ったにもかかわらず、実際にはアクションを起こさなかったことがありませんか?
- 書籍を読んでスキルアップのノウハウを学んだのに、実践しないまま忘れていたことは?
なぜ、行動にまで移せなかったのでしょうか?
それは、「納得していなかったから」です。腑に落ちて理解していなかったからです。
ブログで稼いでいる人の多くは、読者ファーストを意識して書いています。納得してもらわないと、行動(商品またはサービスを購入)してくれないとわかっているからです。
納得させる方法は?
同じ言葉でも相手によって反応がちがう
皆さんも以下のような経験があると思います。
なので、相手を動かすためには相手の心を開くことが必要なのです。
あらゆる人の心を開く「魔法の鍵」
では、どうすれば相手の心を開くことができるでしょうか?
それは、「ラポール」と呼ばれる不思議な心理状態のことです。
「ラポール」とは、フランス語で『架け橋』を意味し、「心と心がつながりあっている状態」をさします。ここで言う「心」とは、潜在意識をさします。
「ラポール」が築かれた関係で、身近でわかりやすい例といえば、「似たもの夫婦」が当てはまります。
- 似たような考えや発想を持つ
- 日頃のしぐさまで同じ
どうしてここまで同じようになるのか?
ラポールを築く関係は、異性の間だけではなく、はじめて出会った人とでも、顔も知らないあなたと僕でも、ラポールを築くことはできます。
「自分と似ているかどうか」が重要である理由
はるか昔から、人間は自分以外の他人とともに、集団生活をしていました。
狩りをするにも農作をするにも、一人ですべてを行なうには、人間はあまりに非力だったからです。
ただ、人間同士での争いは絶えません。
そこで、敵と味方の判断材料になったのが、自分と似ているかどうかです。そして、下記が「信頼関係」という存在につながっていきます。
- 自分と同じ価値観を持っている人であれば、安心できる
- そうでない人、何を考えているかわからない人には漠然とした不安を感じ、できれば避けてしまいたい
つまり、社会の中で自分が生きていくために必要な手段として、信頼という概念が発達していったのです。
どんな相手にも等しく「似ている」万能な人間など一人もいません。
ただ、「この人は自分と同じだな」と思わせることさえできたら、心の抵抗は抑えることができます。
ラポールを築く3つの原理
ラポールを築く3つの原理は、以下の3つです。
- ①「マッチング」▶︎▶︎相手に自分と同じだと思わせること
- ②「ペーシング」▶︎▶︎ペースを合わせること
- ③「リーディング」▶︎▶︎自分の望む方向へと相手をリードすること
②「ペーシング」
- この人は自分と同類である
- この人は自分の味方である
- この人は自分と息が合う
- この人とは波長があう
- この人には親近感を持てる
- この人のことを好きだなぁ
- この人は自分のことを理解してくれそうだ
ペーシングによって、上記のようなことを思ってもらえるようになります。
③「リーディング」
- 基本的にはペーシングで「快適さ」を感じてもらえている相手でなければリードすることはできない
- ペーシングした相手を尊重しつつ、ラポールを築き、そして自分の望む方向へリードする
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。でも本を買ってくださいとは言いません、ただこのシリーズの記事を最後まで読んでいただいたあなたにはぜひ本書を手にとってほしいです。
次回の記事はこちらです。
>> 相手の心を開く文章テクニック(1)(2)(3)