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【書評】相手を洗脳する文章テクニック④-1【あなたの知らない潜在意識の世界】

Book(書評) Writing

本記事では、ダイレクトに相手の潜在意識に働きかける現代催眠について詳しく解説していきます。さらに、あまり馴染みのない「ミルトンモデル」についても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

こんにちは、こうた(@arakou05)です。

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Webライター時代のこと語ってます >> 【経験談】新卒フリーランスは甘いのか?【2年間を振り返る】

①から読みたい方はこちら

「あなたの知らない潜在意識の世界」というテーマにおける内容は以下の通りです。

  • 催眠状態の正体とは?
  • 相手の意識を内側に向ける理由
  • 潜在意識に直接働きかける「ミルトンモデル」とは?
  • 思わず動いてしまう「命令」の秘密
  • 質問の中に埋め込むととくに効果的
  • 埋め込めるのは命令だけではない
  • 価値基準をなくすと、すんなり受け入れる
  • 主語がない文章のほうが説得力は高い
  • 潜在意識は否定語を理解できない
  • 「やっちゃダメ!」はダメ
  • 第三者の言葉を借りる
  • 権威の言葉は説得力が倍増

この本は、会話によるコミュニケーションでも重宝します。おしゃべりに自信があるという人も、そうではないという人も、ぜひタップしてみてくださいね


「④-1」「④-2」「④-3」に分けて紹介していきます。
まずは④-1を見ていきましょう。

催眠状態の正体とは?


ダイレクトに相手の潜在意識に働きかける現代催眠とは何なのでしょうか?

「現代催眠」とは、意識的に、相手の潜在意識をコントロールする方法のことです。

具体的には、催眠誘導をせずに「言葉」を使った日常のコミュニケーションの中で、相手の潜在意識に直接働きかけます。

ここでいう催眠状態とは、相手の意識を「自分の内側に向けた状態」にしてしまうことを指します。

では、具体的に説明していきましょう。

  • まず、今ここで、この記事のアイキャッチ画像(一番先頭の画像)を見てみてください。・・・・・・見てくれましたか?
  • では次に、昨日の晩ごはんに何を食べたか、思い出してください。・・・・・・どんな食事をしたか、しっかり思い出せましたか?

ここで大事なのは、記事のアイキャッチ画像を見たときと晩ごはんを思い出したときの「意識の向いている方向」です。

それぞれの違いに気づきましたか?

記事のアイキャッチ画像を見たときは、しっかり覚えようとあなたの意識は「外側」を向いていました

しかし、晩ごはんを思い出そうとしたときは、脳内にしまい込んだ記憶の引き出しを一生懸命開けたり閉めたりして、あなたの意識は内側に向かっていました。


そして、このうち、意識が内側に向かっているときのことを、催眠状態(トランス状態)と呼ぶのです。

つまりこの場合、昨日の晩ごはんを思い出そうとしているとき、あなたはある意味で、催眠状態にあったといえるのです。

僕の書いた文章によってあなたは意識を内側に向けたので、この「昨日の晩ごはんに何を食べたかを思い出してください」という文章は、暗示の一種だということになります。

相手の意識を内側に向ける理由


相手の意識を内側に向けると、潜在意識にダイレクトに働きかけやすくなります

意識が内側に向いている状態というのは、以下のような意識の状態です。

  • 「見えているようで見えていない」
  • 「聞こえているようで聞こえていない」
  • 「感じているようで感じていない」

要するに、外側の情報に対する意識の働きが弱まっています。
相手を思い通りにコントロールしやすい状態にあるということです。

これから説明する「洗脳ライティング」とは、言葉を使った暗示によって、相手の意識を内側に向けさせ、メッセージを伝わりやすくする方法に他なりません。

潜在意識に直接働きかける「ミルトンモデル」とは?


相手の潜在意識に働きかける言葉は、ミルトン・エリクソンが使った言葉遣いに学ぶことができます。

ミルトン・エリクソンとは、天才的な催眠療法家として知られ、現在の心理療法の発展に大きな影響を与えた人物です。

以下の本は、ミルトン・エリクソンの『ミルトン・エリクソンの催眠療法ケースブック (日本語) 』です。

学習された限界を超えて自分自身が持つリソースを利用し,可能性を求めていくミルトン・エリクソンの仕事は、催眠療法のみならず、心理療法全般に大きな影響を与えてきた。 本書では,「ユーティライゼーション・アプローチ」や「治療的ダブルバインド」「複合暗示」「後催眠暗示」といったエリクソン催眠の基本的なテクニックがあますところなく紹介されている。


そして、彼の言葉遣いをNLP(神経言語プログラミング)の創始者であるリチャード・バンドラーとジョン・グリンダーがまとめた「ミルトンモデル」と呼ばれるものがあります。

ミルトンモデルを使うメリット

  • 「潜在意識にダイレクトに働きかけることができる」
  • 「意識の抵抗が起こりにくい」

ミルトンモデルは、次のようなカテゴリから構成されています。

  1. 間接的に誘導する方法
  2. メタファー(暗喩)を使う方法
  3. あいまいな言葉(省略・歪曲・一般化)を効果的に使う方法

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。でも本を買ってくださいとは言いません、ただこのシリーズの記事を最後まで読んでいただいたあなたにはぜひ本書を手にとってほしいです。


次回の記事はこちらです。
>> ④-2【思わず動いてしまう「命令」の秘密】